銀竜草 ギンンリュウソウ
曇天が続いています。なかなか来ない梅雨の晴れ間にシビレをきらせ、7月13日の平日に山に上がってきました。観光協会にご挨拶早々ガイド組合さんへ、先日お世話になったガイドの湯本さんを訪ね、山の近況を教えていただきました。曇り空の下撮影は限られますので、何を撮りに、何処へ行くか、悩んだときはガイド組合さんが強い味方です。話し合いの結果、私の写真ストックでも数少ない「ギンリョウソウ」と「マタタビの花」を撮りにいくことにしました。外は霧まで出始め、このチャンスに「霧の田ノ原湿原」を撮れればと欲も出したのですが、シャッターチャンスには恵まれませんでした。
そこで当初の目的どおり、ギンリョウソウを求め、湯本さんに教わった原生林に立ち入ることにしました。ギンリョウソウは イチヤクソウの仲間だそうです。私はてっきり別名「ユウレイタケ」と言うところから、キノコの仲間だと思っていました。湯本さんの教えのとおり、近くにはまだ蕾の硬いイチヤクソウが群生していました。仲間ゆえ育つ環境が一緒と言う事なのでしょうね。
植物の情報が欲しい方は、ガイド組合を訪れて見てください。余程の貴重種でない限りは、親切に教えてくれると思いますよ。
戸谷和実