第44回志賀高原大蛇祭ミス志賀高原

三日間にわたって開催されたこのイベント。初日のハイライトは大沼池で行われる「入魂祭」と「大蛇湖上渡り」。蓮池から観光協会で用意されたバスに乗り込めば、池尻まで運んでもらえる。池尻から大蛇神社までのおよそ20分程の距離、さほど疲れることもなく神事に参加することができるのだからお薦めだ。とは言えバスの定員の問題もあるで、来年はと思いの方は事前に予約した方が間違いない。(8月23日紹介)
二日目はミス志賀高原の前夜祭が開催され、12人のミス候補の美女達がステージのみならず、会場内で自由に記念写真を撮らせてくれたり言葉を交わし、華やかに夏の高原の夜のひと時を演出してくれる。様々な屋台が喉や腹を満たしてくれたが、前夜祭のラストに打ち上げられる花火の迫力には息を呑んだ。昨年は霧で見えず悔しい思いをしたのだが、頭上、眼前で開花する尺玉のそのスケールには驚きを隠せず、「お〜」と一声!
三日目は午前9時よりおねり行列が丸池・蓮池間で行われた。ホラ貝と神官(?)先頭に、猿田彦之命、手力男之命・・・などの神々、裃姿の男衆、お囃子、蛇の目傘のミス候補の12名の女性、子ども達による大蛇の山車と100メートル程の行列だ。その行列の合間を縫う様に若い衆の大蛇が駆け回る。華やかさと勢いのある、賑やかなおねり行列が楽しめる。
蓮池会場の到着でコンテストが始まると、最前列はカメラを手にした人垣で埋まる。昨夜の洋装から浴衣姿へ変身した彼女たちのレベルは高く、自分ながらに予想をたてる。午後1時の発表までの間、太鼓や、ピエロに扮したパフォマーのステージがあり、会場を盛り上げて行く。そして発表!(予想的中!)
三日間にわたった「志賀高原大蛇祭りミス志賀高原」 が終わった。例年なら、秋の訪れを感じ始める時期なのに、今年はまだまだ暑く、さすがに体もバテタ。関係者の皆様、お疲れさまでした。

戸谷和実