笠ヶ岳の麓、笠岳にある水芭蕉公園

5月21日 仕事の納品がてら、笠ヶ岳の麓にある水芭蕉公園へ立ち寄ってみました。春の遅い志賀高原。グリーンシーズンの撮影のスタートは、今年もやはり水芭蕉となりました。
志賀高原水芭蕉公園の花は、鬼無里などと比べると小振りです。標高の高さがそうさせるのかどうかは知りませんが、「山の娘は素朴で可憐なもの」としておきましょう。この場所は冬は笠岳スキー場として賑わってきたのですが、スキーヤーの減少で今年からクローズとなりました。プライベートゲレンデのように仲間とゆっくり過ごした思い出深いスキー場でしたが残念です。「時代の流れ」で昔の冬の静寂を取り戻していくのも、まさに自然なことなのかもしれませんし、目の前の笠ヶ岳にとっては、ほんの瞬きの合間だったのかもしれませんね。
今、志賀高原はグリーンシーズンを楽しむ人々で賑わいを見せています。これも「時代の流れ」ですかね。

戸谷和実

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